シー・アイ・シー、再商品化率80%以上に
2017年03月03日
レンジ等小型家電にも対応
ヤマダ電機が中古事業に注力するなか、グループ会社のシー・アイ・シー(群馬県高崎市)が中古家電の再商品化率を向上化させている。「10年前の開始当初は再商品化率50%程だったが、80%以上まで引き上げられている」(太田伸一代表)と言う。ヤマダグループのネットワークで家電の部品供給がスムーズに行えたり、再商品化のノウハウが蓄積したことが要因だと言う。
同社はヤマダ電機で買い取ったテレビや洗濯機など家電を国内2ヵ所の拠点で、再商品化している。
現在1500坪の藤岡リサイクルセンターと、1000坪の滋賀リユース・リサイクルセンターで、月間約9000台の家電を再生している。内訳はテレビ・冷蔵庫・洗濯機で8000台。レンジや炊飯器、クリーナーなど小型家電にも対応できるようにした。「今後、月間1万3000台をこなせるくらいの設備や、オペレーションを整えたい」。
同社は他にも全国5ヵ所で、家電専門や総合の中古店を運営している。
シー・アイ・シー 太田伸一代表
410号(2017/02/25発行)5面