オンラインで全国大会議
フィンランドのリサイクル・カルチャー・イベント、クリーニングデイが2014年5月に日本に上陸して今年で4年。2月18日に、全国のクリーニングデイの開催会場の報告と意見交換をする「第3回クリーニングデイ大会議」が東京都新宿区のカフェ茜夜を起点に、オンラインで全国8会場をつないで開催された。
全国8会場をつないだオンライン会議の様子
オンライン会議では、昨年の5月と8月に開始した福岡県・古賀氏より、福岡をコーヒーを通して魅力的な街にするという古賀氏自身の活動〝Click Coffee Works〟を活かし、コーヒー店や企業の協賛を得てコーヒーグッズのアップサイクルを実施、約1000点のグッズが集まったとの報告があった。
アップサイクルをテーマにしたイベントスペースビル「ソルトバレー芦原橋」で開催した大阪府・中山氏は、ビルのオーナーの賛同を得て全館で様々なワークショップを実施。参加者が持ち込んだ古い布で家具屋がオーダーメイド椅子を作るサービスも行われた。
クリーニングデイとは
フィンランドで2012年より年2回(5月4週目・8月最終週の土曜日) 開催されている全国で人気のリサイクル・カルチャー・イベント。「リサイクルのハードルを下げる」「地域交流」を目的としており、オフィシャルサイトに登録すれば、誰でもどこでもフリーマーケットを開くことができる。日本にも2014年5月24日に上陸し、モノに新しい価値や有用性を見出す「アップサイクル・マーケット」をコンセプトに展開されている。411号(2017/03/10発行)15面