オリックス・レンテック、ダンスも!梱包も!次世代ロボット展示
2017年04月24日
法人向けレンタル本格化
計測機器のレンタル会社オリックス・レンテック(東京都品川区)がロボットレンタル事業「RoboRen」に注力している。今年2月には実際に触れて試せるショールームもオープンした。今、様々な企業がロボットのレンタルを利用しはじめている。
今年2月にオープンした法人向けショールーム「Tokyo Robot Lab.」。協働ロボットを始めとした次世代ロボットを展示している。組み立てや梱包などの作業ができたり、コミュニケーションを取ることができ介護分野での活躍が期待されるものなどが揃う。
ロボットエンジニアが常駐しており、プログラミング法や疑問点にも丁寧に対応する。
1日3件の予約制だが、連日いっぱいだと言う。
運営するのは、計測機器などのレンタル大手のオリックス・レンテック。
同社では昨年から新規事業として次世代ロボットのレンタル事業に注力。法人向けのショールームやレンタルサービスを開始している。
「ロボット市場は5年後には約2兆5000億円ほどに成長すると言われている分野なんです」と戸川英明開発部長は話す。
同社が現在メインで取り扱うのが、協働ロボット。従来の産業用ロボットと違い安全柵が不要なため、人間の隣で作業することが可能だ。組み立てや梱包などの動作を得意とし、食品や医療品、化粧品業界のライン工場で活躍が期待されている。
こういったロボット導入を検討する企業向けに提供するのが「6カ月無料お試しレンタルパック」。現在8メーカー13機種を扱う。昨年4月の開始以降、200件以上の問い合わせがあったと言う。
オリックス・レンテック新規事業開発部長 戸川英明氏
女性型アンドロイド未来まどか。アピールしたい内容をサイネージの映像と合わせ、身振り手振りで表現しながらアナウンスする
413号(2017/04/10発行)28面