家電のじゃんぱらがiPhone修理スタート
2017年04月26日
4月から12店で提供
デジタル家電を中心とした買取販売「じゃんぱら」を全国40店展開するサードウェーブエクスチェンジ(東京都千代田区)が、4月1日からiPhone修理サービスを提供し始めた。
iPhone修理をアピールするのぼり(秋葉原本店のもの)
まず東京・秋葉原と東海、近畿地方の12店で開始。初動の修理件数としては十分な手応えを得ていると言う。カメラ専門業態など除き、ゆくゆくは全店で修理を行えるようにする計画だ。
同社は国内でのiPhone普及を受けて修理のニーズが増すと見ており、これに注力する考え。開始にあたり同社は総務省の登録修理業者制度の認定を取得。安心感を消費者に訴求する。
「SIMロック解除の動きも徐々に見られ、通信会社を乗り換えても端末自体は使い続ける人が増えています。修理サービスは今後成長する分野だと思います」(梛野真氏)
じゃんぱらでは、iPhoneの中でも流通台数が多い5S、6、6Sに絞って修理を提供。バッテリー交換やガラス交換を中心に行い、iPhone6の場合はカメラやスピーカー修理も受け付ける。その多くを1万円以下(税込)で行う。最短10分程度の即日対応をウリとし、3ヵ月の修理保証を付ける。じゃんぱら会員に登録すると最長6ヵ月に延長すると言う。
「会員にはメルマガ配信や登録商品入荷お知らせメールサービスを行っています。iPhone修理を入口に、物販にも繋げられれば」(梛野氏)
サードウェーブエクスチェンジ じゃんぱら事業部店舗支援チーム 梛野真氏
414号(2017/04/25発行)2面