フリマアプリの『イマギ!』、クリーニング店と提携で差別化
2017年04月27日
クリーニング済み古着売買のフリマアプリ「イマギ!」を運営するアイアンネットワークス(東京都品川区)が、1年以内にクリーニング店との提携を1000店に増やす計画だ。
フリマアプリの『イマギ!』
イマギ!は、出品した商品が売れると最寄りのクリーニング店に持ち込むだけで、梱包や発送の手間が不要なフリマアプリ。全品ドライクリーニングと水洗いでキレイな状態になって買い手の元に届けられる。現在、提携のクリーニング店は3社82店舗。これを、都内を中心に約10倍に拡大する。
「100店前後のクリーニングチェーン3社と提携しているが、クリーニング店は全国に11万店ありその内の70%が個人店。大手や中堅だけでなく、小規模店とも組んでいきたいと考えています」(津田勇樹社長)
クリーニング店にとっては、イマギ!で商品が売れればクリーニングメニューに1件送客されることになり売上げに直結する。料金はモノによるが500円程度。コートなどは1000円以上。クリーニング料金は、出品者の売れた金額から差し引かれる仕組みだ。
現在、クリーニング店が告知やクーポンを発行できる仕組みもつくっている。また、付加価値を上げるために古着のC2Cだけでなく、「翻訳します」などのスキルも出品できるようにする。
マネタイズは、告知やクーポン発行の手数料と、スキル売買の手数料で得る予定だ。
アイアンネットワークス 津田勇樹社長
414号(2017/04/25発行)5面