アンカーネットワークサービス、米電子機器リサイクル規格取得へ
2016年03月14日
世界同一基準で輸出に弾み
中古PCの売買などを行うアンカーネットワークサービス(東京都葛飾区)が、米国発のリユース・リサイクルに関する規格「R2」の取得に取り組んでいると明らかにした。
R2取得について話す碇隆司社長
2月17日に米国大使館で開催された、認証機関PJR主催のシンポジウムで、同社の碇社長が発表した。
R2は、PCやスマホ、家電など電子機器のリユース・リサイクルに関する規格。リユースの際のデータ消去や輸出に関する取り決め、リサイクルする場合の加工や処理の方法、セキュリティや事業従事者の労働衛生マネジメント等細かく設定されている。米国で確立されたものだが、世界中で同一基準で取引きができるとして現在21ヵ国、414社が認証を受けている。
387号(2016/3/10発行)3面