中古PCのエコ・テック、3回消去で中古PC安全訴求
2017年08月02日
「3回消去」で安全訴求
中古PCを扱うエコ・テック(東京都港区)が、データ消去への信頼性を武器に仕入れを増やし、売上を伸ばした。2017年3月期の売上高は2億665万円で、前期比15%増。
同社はPCのHDデータを消去する際、ウルトラエックス社製のソフトを使い、3回消去作業を行う。それに加え最終チェックを行った上で、中古品として再販。仕入れ先のリース会社や一般企業に評価され、約10社からの継続的な買取りに繋げている。「当社は11年前にデータ消去に関してISO9001を取得し更新を続けています」(小山眞二社長)。
エコ・テックでは原則、新たにOS等をインストールせずに業者販売。PC1台あたり数千円から販売し、中心価格は2万〜3万円。自ら必要なソフトをインストールして販売できる業者を中心に、安価に仕入れできると定評があると話す。月間の販売台数は1000〜1500台だ。
エコ・テック 小山眞二社長
420号(2017/07/25発行)20面