メイキーズ、古着で幼児教育
2017年10月18日
コーデやリメイクで独自性
新品子ども服ネット通販のメイキーズが、同サイトで購入したアイテムを買取り、幼児教育事業に活かしている。運営は、make it kids(大阪府大阪市)。
買い替えで集めた古着を幼児教室の教材に
メイキーズは、ジンボリーやカーターズなど海外ブランドの新品子ども服を1万2000点以上揃え、販売する。現在会員数は2万5000人に上る。
買い取った古着は、同社が運営する幼児教室で利用する。3歳から小学校低学年の生徒たちが好きな古着を選び、コーディネート。自分たちでリメイクもする。ファッションの楽しみを教えている。
「リメイクは破ったり、色を塗ったり、リボンをつけたり、とにかく自由。子どもたちに自分でファッションを選ぶ楽しさや、独自性を知ってもらいたい」(小林照輝代表)
同社は2015年頃から新規事業として、会員向けにメイキーズでの購入品の買取りを開始。買取金額は、同サービス内のポイントで支払われ、新たな購買に繋げている。当初買取品は実店舗で販売していたが、現在はほぼ100%幼児教室の教材としての利用だ。毎月50〜100点を買取っていると言う。
425号(2017/10/10発行)6面