第56回 交友録
西村 信男氏の交友録
西村質舗 |
つじの質店 |
家族や仲間とキャンプ楽しむ
つじの質店の辻野昌三さんとは神戸質屋協同組合の青年部で出会って、20年近くの付き合いになります。辻野さんは30歳位まで会社勤めをしていたのですが、お父さんが病気になって質屋を継ぐことになったのです。
辻野さんは明るくて温厚ですが、経営者としては攻めの姿勢を貫いています。例えば、デザイナーに描いてもらった自分の似顔絵を使った広告を神戸バスに出しているのもその一つです。その似顔絵はホームページでも使われています。
尼崎に2店舗目も出店しました。そこに常駐している30代のスタッフ2人は男性の正社員です。家族を養う立場の人を雇うと責任が伴いますが、「社員でないと、腰を据えて仕事をしてもらえないから」と敢えて社員にしているのです。
家族や趣味を大切にしているのも辻野さんの魅力的なところです。釣り、テニス、野球とご一緒してきましたが、最近ハマっているのがアウトドア、特にキャンプです。ブログにもレポートが掲載されていますが、ファミリーキャンプなので、これまで一緒にやることができませんでした。それが今年9月下旬に青年部のメンバーを集めてやろうということになりました。
仕事がある人は日帰り参加もオーケー。神戸郊外の公園にみんなで集まり、テントを張り、炊き出しをしたり、自宅で作った料理を分け合ったりして、楽しかったですね。また機会があったら、キャンプを企画して欲しいと思っています。
426号(2017/10/25発行)19面