スクーナ、買取パートナー制開始
2017年12月27日
査定ノウハウ無料提供
お酒買取り「バロン」などを運営するスクーナ(東京都大田区)が、買取パートナーのネットワークづくりに着手した。リユース事業を開始したい事業者に無料で査定の仕方などノウハウを提供し、集めた商品を一括で買い取る。
お酒買取りに特化したサイト「バロン」
11月22日に、携帯修理店がパートナー1号店として買取事業を開始した。パートナーは「バロン」の屋号を使って、様々な商品の買取りを行う。金プラチナやお酒、チケットなど換金しやすい商品は直接売却。骨董品や美術品など、それ以外の商品はスクーナが買取りや委託販売を行い換金する。
「ロイヤリティーなども一切なし。パートナー企業は買取りに専念し、販売を当社に任せてもらうというモデルです」(田村哲也社長)
スクーナはヤフオク!など国内ネットオークションの他、サザビーズをはじめとした海外の高級オークションなどを使って販売を行っている。多くの販路での売り分けや、受発注のノウハウを活かして集めた商品を売り切ると言う。
スクーナ 田村哲也社長
430号(2017/12/25発行)3面