【一工夫レポート】ティファナ 女性ウケする商品展示を
2018年04月07日
CASE4 ティファナ 東中野店
一工夫レポート
成功を収めているところには必ず理由がある。商品ディスプレイ、 メンテナンス、会員特典...事業の運営において様々な工夫を凝らし ている企業・店舗を訪問。今回はリサイクルショップ、文房具店な ど4店をレポートする。
他店の〝いいな〟を学び 女性ウケする商品展示を
総合リユース店のティファナ東中野店(東京都中野区)では、女性ウケの良い商品陳列や飾り付けを心掛けている。
従業員がプライベートで行くお店で見て〝いいな〞と思った所を、店内に反映。例えば、アクセサリーのエリアにある棚も、従業員が他店を参考に手作りしたという。
「白いレース生地を購入してポールを通し、カーテンの様に加工して棚を飾っています。華やかさと清潔感が出る事で、 商品を手に取って貰いやすくなりました」(森山幸香店長)。
▲ひと手間かけることで華やかな展示ができる
また、飾り付けは季節感も意識している。例えば、春は〝花柄〞や〝パステルカラー〞を取り入れている。明るい彩りを意識して導入する事で、新品小売店と変わらない位、華やかさが増すと言う。お客も店内の変化に気が付く為、会話のきっかけにもなると語る。こうした演出で、常連客も増えているという。
同店は、女性をターゲットにしている。東中野には、女性の多く通う専門学校やお寺があり、学生や高齢者が多く立ち寄るという。
▲POP作りも他店を見て研究している
▲森山幸香店長
第436号(2018/03/25発行)17面