《全国ダーツの旅☆静岡県》忠右衛門 パソコン生中継サービス
2018年04月24日
リサイクル通信 全国ダーツの旅
~静岡県 編~
ダーツの矢がささったエリアのリサイクルショップに取材するコーナー
忠右衛門
パソコン生中継サービス利用しセットで着物購入した女性客
▲創業大正15年の実店舗
かねたが運営する着物リサイクル忠右衛門(浜松市中区)は実店舗のほか、ネット販売も行っている。ネットでは商品写真のほか、サイズ、素材、柄、シチュエーションなどを記載しているが、それでもコーディネイトの仕方など、わからないことが色々ある。そこで同店では、インターネットを見ながらスタッフと電話で話せる「パソコンで生中継接客サービス」を提供している。
▲パソコン生中継の接客風景
最近このサービスを利用した東京の女性客がいた。女性は「お正月に同級生と会食するので、フォーマルすぎない装いがしたい」という。接客にあたったスタッフの北島悦代氏が希望した小紋の着物を床に広げたり、肩にかけて動いて見せたりすると、女性は「それに合う帯は?帯締めは?」と次々と質問してきた。北島氏が帯や小物を数点選び、一点一点合わせて映像で見せると、女性はその中から気に入ったものを選び、セットで購入してくれた。
「ネット通販ではコーディネイトのご提案はできません。それに画像を見ながらお話すれば気軽に質問できるので、安心してご購入いただけます。着物ファンを増やすために、他店でもこのようなサービスを展開してくれればと願っています」(北島氏)
▲北島悦代氏
第437号(2018/04/10発行17面