ブックオフFCのマルチョウ 千葉県銚子市に460坪の大型店を出店
2018年05月29日
マルチョウ
千葉銚子に初出店460坪の「ブックオフプラス」
ブックオフFC店を9店舗運営するマルチョウ(東京都江東区)は、5月25日に新たなFC店を千葉県銚子市にオープンする。総合リサイクルの「ブックオフプラス」の形態で、店舗面積は460坪。銚子市でのブックオフ出店は初となる。
▲近隣に小売店の多い好立地
ブックオフプラスは、ブックオフが従来扱ってきたマンガやCDなどのメディアに衣類や家電などを加え、商材の幅を広げた形態。「何でも買い取る」(原田長政社長)を押し出し、総合リユースの大規模店舗を構えることで、まずは消費者の商品出口としてのニーズを捉えて行きたい考え。
同社のプラス形態の出店は、2016年オープンのブックオフプラス126号旭店に続く2店舗目。旭店の経営が上向いてきている事もあり、総合リユースに期待をかける。
「今回の出店をモデルケースに、今後も条件の合う物件が見つかり次第既存店をプラスの形態に変えて行きたい」(原田社長)。銚子店の出店ではコストを極力抑えたと言う。ブックオフ東金店を閉店し什器を銚子へ移動。また、東金店で販売していた〝生きた在庫〟も活用する。
まずはプラス各店の売り上げを、通常店舗の3~4倍まで引き上げることを目標に掲げる。
ブックオフの初出店とあって、現地の人から「やっと出店してくれた」との声も。4月27日からオープンに先駆けてテナント内で買取りを行っており、好調だと言う。
▲原田長政社長
第440号(2018/05/25発行)5面