【嶋ノ屋】モノの貸し借りアプリ"Quotta"を提供
2018年07月26日
▲ベビー用品、着物、カメラなどがレンタル出品されている
モノの貸し借りアプリ提供
会員1500人
雑貨と食品のネットショップを運営する嶋ノ屋(兵庫県神戸市)は6月、モノの貸し借りができるアプリ「Quotta(クオッタ)」をリリースした。
同アプリは「今トレンドの〝シェア〟」(木嶋聡太代表)に着目した、モノの売買ではなく貸し借りのできるサービスだ。
現在会員は20~40代を中心とした男女約1500人。
個人間の利用が多いが業者による商品出品も可能で、今後はウェブ版もリリースし業者や副業を検討している人にも使いやすい環境を整えていく。
また、「リユース系業者による中古品のレンタル出品も充実させていきたい」(木嶋代表)考えだ。
商品の掲載点数は300~400点程。着物、ドレス、礼服・喪服などファッション系が半数を占める。
その他カメラや白物家電、アウトドア用品、ベビ ー用品などが出品されている。
中心単価は1泊500~1000円程。商品の配送費用は貸し手・借り手のどちらかが負担。
現在手数料は無料だが、「1年後くらいには手数料を導入し収益化していきたい」(木嶋代表)と話す。
同社は2015年創業のベンチャーで、フリーズドライの味噌汁やオロビアンコの雑貨などをアマゾンや楽天でネット販売している。
■『Quotta』のTwitterは、こちら
第444号(2018/07/25発行)2面