バッグ専門市場大会 TOKYO AUCTION、初競り2億2000万円
2018年08月17日
・米WGAKAとオパールコーポレーション共催のオークションが開催
・場所は都内でバックを扱う市場大会形式
・良コンディション品が集まり出来高2億2000万円となった
▲TOKYO AUCTION初競りの様子
初競り2億2000万円
良コンディション品集まる
米国本社のWGACAとオパールコーポレーション(神奈川県横浜市)の共催によるバッグ市場大会「TOKYO AUCTION」の初競りが7月23日、品川で 開かれ、出来高が2億2000万円となった。
出品数は300箱(1箱約10点)、有力バイヤーら40社60名が参加した。
米国での販売用に日本で多くの商品を買い付けているWGACAが主催するオークションということもあり、ヴィトンを中心に良コンディション品が多く集った。
「出品者の方が商品を選んで出品されているようでした」とオパールコーポレーション星野和義社長は話す。
高値落札期待から高い指値の設定も懸念されたが、落札率は98%程度とほぼ全ての商品が落札された。
出来高を出品点数で単純に割った平均単価は7万円以上とバッグのオークションにおいては非常に単価が高かったことが伺える。
「エルメスやシャネル、プラダ等は正直、想定していたよりも出品が少なかった。次回以降はもっと幅広いアイテムやコンディションのものを集め、出品数を増やしていきたい」(同氏)と話す。
TOKYO AUCTIONは、毎月23日に品川で開催。今回の相場の高さから次回以降の出品が増えそうだ。
第445号(2018/08/10発行)3面