消費者の古物市場出品を代行「リズオク」
2024年12月11日
消費者が古物市場に直接出品するのを代行するサービス「リズオク」が12月から始まった。仕掛けるのはRizz(東京都港区)で、顧客から預かった商品をグループ会社のReIT(リット:東京都港区)が運営する「ReITオークション」に出品する。バッグや時計、ジュエリー、アパレルなブランド品が対象。ユーチューバーを起用したマーケティングで出品を募り、月3000点の出品、1億円の出来高を目指す。
フリマより早く、買取りより高い査定額
記者会見ではユーチューバーのヴァンビ氏が登壇した
「フリマアプリよりも手軽で早く売れ、買取店で売るより高い査定額を消費者に提示できるサービス。試験的に行った結果、買取り価格より3割程度は高い値が付いている」と田中宏明社長は話す。Rizzは検品等の出品代行を担い、落札額の10%を手数料として得る。
第597号(2024/12/10発行)1面