リステージ、中古オフィス家具ネット競り 75社参加で出来高1,600万円
2019年08月01日
中古オフィス家具専門市場のリステージ(東京都中央区)は、毎週金曜日にリアルネットオークションを主催し、平均出来高1,600万円と好調だ。手競り時代の頃は約70社が会場まで詰めかけていたが、現在はネット競りでどこからでも参加でき、現地会場まで訪れるのはわずか1社だけだという。
ネット競りは国内だけでなく海外にも対応しており、ベトナムやマレーシア、タイなどの東南アジア諸国からアクセスしても時間差がなくリアルタイムで入札できる。2016年の開始当初の登録事業者数は120社だったが現在には250社にも上った。
「全国に中古オフィス家具の業者はいるのかと不安だったが、潜在会員を発掘できた」(代表 高鉾龍氏)
出来高は少ない日で1,200万円、多い日で1,800万円で、開催時間は10~14時、参加の約40%を中古オフィス家具店が占める。今後の目標は会員数を1,000社まで伸ばすこと。
「オフィス家具だけでなく中古ブランド用品なども含めたすべてのリユース品を扱ってみたい。現状は金曜日だけだが毎日でも開催したい」
第468号(2019/07/25発行)7面