エコノス、新規出店を再開 3期ぶり営業黒字で
2019年08月01日
ハードオフやブックオフFCでリユース事業を手掛けるエコノス(北海道札幌市)は今期、3年半ぶりに新規出店を再開した。2019年3月期の会社売上高は38.7億円で、営業利益は1.2億円だった。3期ぶりに黒字に転じた。
7月26日に、イオンモール旭川西店の近くに「エコタウン旭川西店」をグランドオープンする。ハードオフ、ホビーオフ、オフハウスの3業態による複合店で、売り場は約1,000平米。買取りのみ13日から受け付けていた。
また今年11月には、札幌市豊平区にあるブックオフを移転し、家電や古着などを扱うハードオフ、オフハウスと併設し大型店に刷新する。同社は今期、店舗網を27拠点62店舗から、28拠点67店舗にまで増やす。
19年3月期のリユース事業における売上高は35.6億円(前年比2.6%減)で、セグメント利益は3.3億円(同15.5%増)だった。昨年起きた北海道胆振東部地震の影響を除いた既存店で、売上が概ね堅調だった。
第468号(2019/07/25発行)7面