中古スニーカー専門店WORM、あえて電話でお客と会話

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「宅配買取大研究」

中古スニーカー専門店WORM、あえて電話でお客と会話

2016年06月29日

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設立3年で、年間3億円を売り上げる中古スニーカー専門店WORM (東京都目黒区)。月間100件の買取りのうち、7割が宅配買取りで占める。お客と顔を合わせない宅配買取りの差別化は困難と思いがちだが、同社は「常連客がつくワザ」を随所に散りばめ顧客を獲得している。その秘訣に迫った。

ディレクター・バイヤー 大草良平氏ディレクター・バイヤー 大草良平氏

「次から言い値でいいよ」と常連に

宅配買取りは、お客とスタッフが直接やり取りすることが無いため、どうしても価格ありきで選ばれがち。価格以外での差別化は難しい。

しかし同社はそこに電話対応を加えることで、お客とのコミュニケーションを図っている。成約率は9割以上、リピーターも多数抱えている。

「査定額を伝える電話で盛り上がって、30分近く話し込んでしまうこともあります」(大草氏)。

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394号(2016/06/25発行) 9面

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