大志、中古農機業者がマスク生産 新型コロナによる不足受け

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大志、中古農機業者がマスク生産 新型コロナによる不足受け

2020年04月03日

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中古農機と家電を扱う大志

中古農機と家電を扱う『大志(鳥取県鳥取市)』が、新型コロナウイルスによるマスク不足を受け、マスクの生産に乗り出した。3月中をめどに鳥取市内から供給を始める。1日10万枚の生産を目指す。

同社は3年前にマスク生産を営むオーナーから工場を買い取っていた。以降工場は休眠状態だったが、この度稼働させ、試験的に生産を始めている。

一般的なマスクは不織布を用い3層構造とされるが、同社が手掛けるマスクは4層構造で、抗ウイルス鉱物の「ドロマイト」の粉末を繊維に入れ込む。継続着用可能時間は8時間ほど。「マスクは二酸化炭素と水分によって劣化するもので、一般的なマスクでは8時間は持たない。供給数に限りはあるので、使う方は、人が密集する所など限定的に使っていただけたら」(家電事業部 営業担当者)。1個税込330円で販売する。また鳥取市からの要請に応じつつ、供給体制を見ながら市外・県外への供給も検討していく。

同社は自社サイト「中古農機市場.JP」を運営し、買い取った農機を国内で再販している。

第484号(2020/3/25発行)5面

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