チケットストリート、NBLチケ公認に
2014年03月26日
興行主が二次流通後押し
チケット二次流通マーケットプレイス『チケットストリート』(東京都品川区)が、日本バスケットボールリーグ(以下、NBL)の公認を受けた。5月のプレーオフから、同サイトでの二次取引が正式に認められる。興行主が二次流通を認定するのは国内では珍しい事例だ。
NBLは、NBL2013-2014プレーオフの観戦チケットに関してチケットストリートでの二次流通を公認とした。チケット購入者は、観戦に行けなくなった場合も同サイトに出品することで、金銭的ロスを補うことができ、別の観戦希望者が試合を見に行くことができるようになる。
日本で興行主自らが二次流通を正式に公認化するのは「初めての事例」(チケットストリート西山会長)。NBLとの提携を契機に、他のプロスポーツ団体や音楽、演劇関係者への提案も進んでいると話す。同社はこれを弾みに、チケットの二次流通を拡大したい考えだ。
340号(2014/03/25発行)1面