古着屋JAM、大阪・京都で実店強化
2016年06月13日
「リアル店が成長けん引」
旗艦店の「JAM堀江店」の外観
アメカジ古着の「JAM」 を3店運営するJAM TRADING(大阪府大阪市)が、実店舗の展開に力を注いでいる。
従来は大阪で150坪の店舗を2店運営していたが、1月に京都に35坪の店舗を出店。6月に100坪の京都2号店も出店予定だ。京阪で認知度を高めた後は、東京・名古屋・福岡への進出も視野に入れている。
同社は自社サイトや楽天市場等に古着約3万点を掲載しており、売上高の65%がネット販売によるもの。しかし、「このところ実店舗が全体売上の伸びをけん引し、年率40%で成長している」(福嶋代表)ことから、実店舗を伸ばすフェーズと判断した。
福嶋政憲代表
JAM実店の基本モデルは、100坪以上のフロアにアウトドア、ビンテージ、スポーツなど「広く深く各コーナーをつくる」(福嶋代表)のが特長。ネット通販とのポイント共通化も行っている。
393号(2016/06/10発行) 3面