RECLO、フリマアプリ卒業生向けEC!?

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RECLO、フリマアプリ卒業生向けEC!?

2014年04月29日

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中古ブランド5日で5%ごと値下げ

フリマアプリの流行で、消費者間の不要品売買は勢いを増した。しかし中には、値下げ交渉のやりとりや梱包が煩わしくなり、卒業していくユーザーもいる。それを取り込もうとアクティブソナー(東京都品川区)が4月9日に発表したのが、中古ブランドの委託販売サイト「RECLO(リクロ)」だ。

リクロは宅配でお客から商品の委託を受け、自社サイトで販売代行を行うサービスだ。商品を預けたらお客は待っているだけでいい。商品の鑑定も値決めも撮影も商品PRもリクロが行う。さらに委託のため在庫リスクが無いことから、買取りよりもお客への還元率は大きい。最大で売値の70%が返される設定だ。

預かり期間60日の間に、「売る仕掛け」もつくった。サイトに掲載した商品は5日間で5%ずつ値下がりするのだ(デフォルト設定。値下げ価格を選択することも可能)。商品画面には、その商品をマークしている購入検討店数と現在価格が表示されている。値下げのたびに、商品をマークしているユーザーには通知が飛ぶ。「1点ものの中古ブランドが他の人に買われてしまうかもしれない」という焦燥感がお客の購買意欲を掻き立てる。

アクティブソナーはこれを初めとした仕掛けで、出品商品の成約率70〜80%を目指す。売れ残った商品はもう一度出品にチャレンジすることもでき、同社が提携するリサイクルショップに売却して即換金を選ぶこともできる。

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342号(2014/04/25発行)16面

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