ノウ、『住み続けられるまちづくりを』に沿った催事
2021年09月12日
ノウ(東京都練馬区)が主催した「サステナブルマーケット」が8月14、15日に開催された。これは地域の店が持続的に営業していける状態を目指し、練馬区近郊の業者だけに出店者を限っている。古書店や雑貨店などが出店した。
14業者が出店した
(photo by Yasushi Takehana)
「SDGsの目標11に掲げられる『住み続けられるまちづくりを』に沿った催事」と深津康幸代表は説明する。特徴は出店先への手厚い支援だ。什器や屋台はすべて事務局側が提供し、廃材に刻印された看板(店のロゴ)を業者ごとにプレゼントする。
年4回の実施を計画しており、初回は4月に開催された。次は11月末を予定する。出店料は1日の売上の10%で、最低保証としては2500円を徴収する。好調な店舗では1日の売上が20万円ほどあったという。食品・雑貨・リユースなど、出店業種は限らず、練馬区近郊で事業を営むというのが主な条件だ。
第519号(2021/9/10発行)5面