ブランド品の買取・修理のM's Factory【エムズファクトリー】(大阪府門真市)は、この3年で売上を15倍以上伸ばし急成長している会社だ。代表の三浦菜摘さんは、パート従業員に勤務時間を決めてもらう自由な働き方を推奨。働きやすい環境づくリを目指している。
ブランド品買取販売とリペアで、年商約7億円
3年間で売上が
15倍以上に急成長
- M's Factory LLC.
代表
三浦 菜摘さん -
3人の子育てと
社長業を両立 -
38歳。17歳で長男を出産。19歳で長女、26歳で次女を出産。様々な職業を経験した後、2013年に定年退職した父と共に「M's Factory」を設立。ブランド品の買取事業を始める。3年前、別のリユース企業に勤めていた夫も入社。現在は長男、長女、夫の妹も加わり、スタッフ含めて20名で運営している。
BtoBでの仕入れ・販売を中心に、バッグなどのリペアも行っているエムズファクトリー。
2021年度の売上げは4000万円。2022年度は3億6000万円となり、2023年度は6億9000万円と、急成長を遂げている。エムズファクトリーの代表・三浦菜摘さんは「次は10億円を目指す」と話す。
好調の要因の一つはリペア事業だ。昨年8月には買取店にリペアも併設した実店舗を門真市にオープン。現在、月に50件ほどリペアの依頼がある。リペアで来店したお客が、買取客となるケースも増えている。
第578号(2024/02/25発行)18面