BOOKSあんとく 新刊総合書店が中古商材拡大
2024年06月20日
福岡県と熊本県で新刊総合書店を3店舗運営するBOOKSあんとく(福岡県久留米市)は、リユース事業に参入し商材の多角化を進めている。トレカやゲーム機を買取りしているほか、2020年に買取専門店のフランチャイズ「キングラム」に加盟した。中古ブランド品の取り扱いも本格化していく。
キングラムFCに加盟
同社は1926年に創業し、現在は「BOOKSあんとく」の屋号で書店業を主軸に事業を展開する。書店では、書籍の販売だけではなくCDのレンタルを行うなどサービスを拡大。またリユース品としてこれまでも金プラや携帯電話、CDなど買取りを手掛けていたという。
BOOKSあんとくみづま店の外観に「買取」の看板を設置している
「40年ほど前から、時代の流れに合わせて商材を広げていきました。新品を販売するだけではなく買取りも行うことで、また新しい物を買いに来てくださる流れを作っていきました」と安徳紀美社長は話す。
第586号(2024/06/25発行)2面