名古屋市に本店を持つジュピター宝飾(愛知県名古屋市)が昨年11月19日に銀座店をオープン。2020年の東京オリンピックに向け、海外からの観光客や関東での販路拡大を目指し、東京進出を果たした。高級感を打ち出した店内には、主力商材である時計の他、バッグ、ジュエリーなどをラインナップ。開店初日から多くの客で賑わった。
銀座5丁目という好立地にオープンした「ジュピター宝飾 銀座店」。同店の主力商材は時計で、全体の約8割を占める。客層も7割が男性で、特注の什器も男性客を意識した黒が基調になっている。
また、海外からの観光客を受け入れるため、中国語と英語を話せるスタッフを常時配置。接客にも力を入れており、月1回外部講師を招いてマナー研修を行っている。
同社の長谷川彰社長は「お客様に価値だけでなくサービス面でもご満足いただけるよう、日本ならではのおもてなしを徹底していきたい」と語る。
オープン | 2015年11月19日 |
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取扱い商品 | 時計、ジュエリー、バッグ |
客層 | 30~40代(男:女=7:3) |
スタッフ数 | 7~8人 |
備考 | 中古比率/中古:新品=3:7 平均客単価/約100万円 広さ/約40坪 店頭在庫数/約1300点 備考/ジュピター宝飾は時計・バッグ・宝石貴金属の小売・卸売の他、輸出も手掛ける。おお蔵、ハッピープライスと共同で「日本時計オークション」も運営。実店舗は銀座店以外に名古屋本店、香港店がある。 |
383号(2016/01/10発行)14面