Gleeful、接客と鮮度にこだわる輸入古着店
2024年09月11日
主に北米で買い付けた古着を販売しているGleeful(千葉県柏市)。バイヤーだけでなく、店舗スタッフも買い付けに海外まで足を運ぶこともある珍しい手法で運営している。大量に仕入れコストを抑える一方で、店頭の鮮度を保つことや接客にこだわり、顧客からの支持を集める。現在6店舗に広がっている。
海外買い付けする店舗スタッフも
関東・名古屋に6店舗
バイヤー担う販売員も
全店が30坪ほどと広めに売り場をとり、原宿店は42坪ある
Gleefulは2008年に1号店にあたる柏店をオープンし、2018年のタイミングで多店舗展開に乗り出した。現在は柏店のほか、下北沢に2店舗、松戸、名古屋、原宿に出店している。
各店舗の輸入古着は、自社のスタッフが海外で買い付けを行い仕入れたものだ。バイヤーに特化したスタッフだけではなく、店舗で接客をしているスタッフが足を運ぶこともある。以前はアメリカに3ヵ月、カナダに半年滞在としたが、現在は状況に応じて1ヵ月にするなど柔軟に対応する。
「各店に定番物と流行物のほか、店長が好きなものもあるようにしています。客層が若くなっている中、25歳の子が買うなら25歳のスタッフの感性で選んだ方がいいんじゃないかと考えました」と三輪理社長は話す。
第591号(2024/09/10発行)19面