セカスト、世界チェーンの野望 香港、シンガポールにも出店へ

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「世界戦略」

セカスト、世界チェーンの野望 香港、シンガポールにも出店へ

2024年09月26日

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セカンドストリート 世界戦略

セカンドストリート(運営:ゲオHD、愛知県名古屋市)の海外進出が進んでいる。24年3月期時点で、海外売上高は140.9億円。前年度の71.6億円から約2倍の成長を見せた。25年3月期の第1四半期には45億円を売り上げ、今年度売上高200億円を視野に入れている。海外法人を統括する同社取締役専務執行役員の久保幸司氏に聞いた。

アメリカで今期中に
セカスト50店舗へ

セカンドストリート マレーシアのセカストは、日本からの商品供給をメインとしているマレーシアのセカストは、日本からの商品供給をメインとしている

セカストの海外進出はアメリカから始まった。日本市場の頭打ちを予測し、米国の古着チェーン「バッファローエクスチェンジ」(米アリゾナ州)を参考に2015年に法人を設立した。

現在、カルフォルニア州、ニューヨーク州、テキサス州などを中心に拡大。都市型、ロードサイド型など複数業態を出店し、反響を呼んでいる。商品は服飾雑貨にしぼり、店舗面積は100坪以下を基本とする。今期50店舗出店、28年3月に100店舗を目標とする。

2020年に進出した台湾では、台北市、新竹市などの都市部を中心に、全土に出店している。出店開始から4年となる24年5月に30店舗まで増やした。2030年3月期には100店舗を目標とする。

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第592号(2024/09/25発行)17面

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