リネットジャパングループ、マザーズ上場承認
2016年11月25日
宅配でリユース&リサイクル
メディア商材を中心とした宅配買取り事業や、小型家電の宅配回収事業を手掛けるリネットジャパングループ(愛知県太府市)が11月16日、東証マザーズの上場承認を受けた。上場予定日は12月20日。
リネットジャパングループは、子会社を通じてネット上でリユース事業とリサイクル事業を手掛けている。2016年9月期の業績は、売上高37・3億円で経常利益は1億7000万円。
創業事業でもあり、売上げを現在もけん引しているのはリユース事業だ。「ネットオフ」の名称で宅配買取りを実施。本やCD、DVD、ゲームソフトを中心にブランド品や金・プラチナ、ジュエリー、携帯電話、楽器、ゴルフ用具やフィギュアなど多様な商品を扱っている。販路は自社サイトのほか、アマゾンなども利用する。「トヨタ生産方式」を導入し、低単価の中古品を売買できる低コストオペレーションを構築しているのが特長。買取りに特化した1800坪の商品センターと、販売に特化した2200坪の商品センターを展開している。リユース事業の前々期の売上高は約32億円。
404号(2016/11/25発行)1面