ストウブ、ほうろう鍋ブランドがリユース参入

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「公式リセール」

ストウブ、ほうろう鍋ブランドがリユース参入

2024年10月12日

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公式リセールVol.6

フランスの鋳物ほうろう鍋ブランド「STAUB(ストウブ)」(運営:ツヴィリング J.A.ヘンケルスジャパン、岐阜県関市)が、公式リユース事業を始めている。定価の40〜60%と手の届きやすい価格帯の中古品を扱い、新規層に裾野を広げる狙いだ。また眠っている商品の引き取りを図り、愛用するユーザーに対し買い替えも促す。

愛用ユーザーに買い替え促進

中古品購入者の7割が
公式サイトの会員未登録

ツヴィリング J.A. 広島店のポップアップストア開催時には、同店に訪れたことがないお客も来店したという広島店のポップアップストア開催時には、同店に訪れたことがないお客も来店したという

ストウブでは、公式リユース事業を「STAUB 2nd Life」と打ち出す。同社が展開するブランドが集約した公式サイト「ツヴィリング公式オンラインショップ」に、同事業の特設ページを設置し昨年9月からネット販売、12月から「Reward Program(買い替えサポート)」として中古品の収集を始めた。既に1年の販売実績があり、公式リユースの購入者の7割を占めるのは、公式サイトの会員未登録者だ。客層の広がりを実感している。

中古品の対象としているのは、ブランドの定番商品「ピコ・ココットラウンド」の18cm~24cmサイズと、「ピコ・ココット オーバル」の23cm~27cmサイズだ。カラーは限定せず、使用年数や状態も問わない。焦げ跡などがあったままでも引き取り可能とした。

定価が3万6300円の「ピコ・ココット ラウンド22cm」では、新品同様で目立った傷や汚れはない状態の中古品に、2万1780円の金額を付けている。

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第593号(2024/10/10発行)17面

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