お酒の買取シーンでは、数百本などのまとまった案件も多いですが、1本1本調べると費用対効果が合わないケースが多いです。現場の判断で優先順位を決める時は、単価が高くなりやすいものを優先しないといけません。そこで、今回は高単価になりそうなお酒の簡単な見分け方をご紹介します。
高単価になりやすい商品の見分け方
シングルモルトは
ブレンデッドより高価
ウイスキーは大きく分けるとモルトウイスキー、グレーンウイスキー、ブレンデッドウイスキーの3種類です。違いは原材料で、モルトウイスキーは大麦麦芽、グレーンウイスキーはとうもろこしやライ麦、小麦などの穀類、ブレンデッドウイスキーは先述の2種類をブレンドしたものです。
主流はモルトとブレンデッドです。グレーンウイスキーはどちらかというと単体で販売するのではなく、ブレンデッドを生産するために作られることがほとんどです。モルトと比較すると原材料費が安く、加工の手間も少ないため、販売価格も抑えられています。
第594号(2024/10/25発行)16面