「成長率150%を叶える最年少店長」タイムレス、熊澤真愛さん

検索

「働く新人成長物語」

「成長率150%を叶える最年少店長」タイムレス、熊澤真愛さん

2025年04月12日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

働く新人成長物語 ヒューマンフォーラム

リユース企業で働く「若手社員」は、日々どのようにステップアップしていったのか。未来のリユース業界を担う、新人社員のリアルな成長物語を紹介する。今回はタイムレス(東京都港区)に勤める、熊澤真愛さんの物語をお届けする。

学ぶ楽しさが最大の武器

情報の視覚化で
売上目標を意識づけ

タイムレス 熊澤真愛さんタイムレス
熊澤真愛さん

24歳。2022年にタイムレスへ入社し、西武東戸塚S.C.店で勤務。その後、2024年から最年少で同店の店長に就任。同年7月からは東武百貨店 池袋店の副店長を経験し、現在は同店の店長を務めている。

入社3年目の熊澤さんは、総合買取サロン「タイムレス東武百貨店 池袋店」で店長を務めている。以前はホテルのレストラン部門で働いていたが、営業職に興味を持ち転職。21歳のとき、タイムレスに入社した。

現在は接客業務のほか、売上管理やスタッフの教育を担う。熊澤さんが日頃意識しているのは、情報の「見える化」だ。「指導には自前のノートを用いています。私が入社当時から書き留めているもので、スタッフは誰もが、いつでも見たり書いたりしてOK。商品の新作情報や真贋ポイント等、各自が空き時間に情報をインプットできるツールになっています」。さらに、バックヤードのホワイトボードには、店舗と個人の売上目標、相場の変動情報などを記す。常に目につく場所へ目標を記すことで、自主的に数字管理を行えるよう意識づけしている。

店長抜擢も
方針の違いに苦悩

そんな熊澤さんだが、現店舗の店長に就任した際は、スタッフとの温度差に戸惑った。「以前は先輩社員が新人に付きっきりで業務を教えていました。ですが、私は、一人ひとりが自分で考える力を身につけてほしかった。手取り足取り教えるわけではないので、時には『熊澤さんは何も教えてくれない』という声が上がりました」

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

第605号(2025/04/10発行)14面

Page top
閉じる