第34回 交友録
カタバミ質店 方波見友一氏の交友録
カタバミ質店 |
つかご質店 |
OA化進めた電気とITのプロ
つかご質店の塩野目基さんは東京質屋協同組合の元広報部員で、私と同様、古物市場「練馬五十会」の取締役でもあります。
基さんの家は先代から質屋と電気工事会社を経営しています。基さんは電気会社の方をやっていたので、付き合いが始まったのは10年位前からで、気づいたら市場を手伝ってくれていた印象です。
基さんの強味は何といっても、電気とITに強いことです。彼が参加するまで五十会はローテクで、紙と鉛筆の世界でした。ところが基さんはファイルメーカーというソフトウェアを使って市場で扱う商品をデータベース化したり、市場開催中に商品がモニターに映るようにしてくれたり、さらにはパスワード管理システムのロボフォームを導入したりと、彼のおかげでOA化が一気に進んだのです。
400号(2016/09/25発行)19面