訳アリ食品専門店「あかきち」 スーパーの余剰在庫を安価で
2024年10月04日
賞味期限切れや期限間近の食品を販売する訳アリ食品専門店「あかきち」が、8月28日に埼玉県蕨市にオープンした。食品ロス削減を目的とし、スーパーなどから余剰となったお菓子や飲料を中心に、現在300~350種類の商品を取り扱っている。
賞味期限切れの食品など
300~400種類の食品を扱う
店内では、商品の3~4割が賞味期限切れのもので、通常価格の6~8割引きという大幅な値引きで販売されているのが特徴だ。中には9円で販売されている商品もあり、価格の手頃さが地元の主婦層や学生を引きつけている。同店の代表である三和豪治氏は、前職で訳アリ食品の販売に携わった経験を持ち、それを活かしてこのビジネスを立ち上げた。「賞味期限切れの訳アリ品は通常品と違った価値があって面白い。自分で店を始めてみたいと思った」と三浦氏は言う。
現在、1日あたり40~50人が来店しており、1日の売上が2万円前半に留まっているが、三和氏は「仕入れ先を拡大して商品を500種類まで拡大し、1日当たりの売上を3万円後半まで拡大したい」と語った。
三和豪治代表
第593号(2024/10/10発行)5面