総合リユースの大手ハードオフコーポレーション(新潟県新発田市)の店舗数がフランチャイズ(FC)店を含めて、昨年11月に1000店を達成した。1993年の1号店出店から着実に成長を図ってきた。近年は特に業績が好調で今期の売上高は前期比8.8%増の327.5億円、経常利益は9.7%増の32.8億円と過去最高の更新を計画している。市場環境や海外展開の状況について、山本太郎社長に聞いた。
ハードオフ1000店舗を達成
視界は良好
霧が晴れた
ハードオフコーポレーション
山本 太郎 社長
──昨年11月23日に広島可部店が出店し、FC含めたグループで1000店を達成しましたね。
山本 節目の店舗なので、想いを込めてお店を作りました。とはいえ1号店ができたのが1993年。1号店を作ってくれた店長、社員、スタッフさんがいて、2号店以降もFCさんと一緒にここまで来れました。1000店舗目はもちろん嬉しいですが、改めていろんな方に感謝する機会だったかなと、多くの方に支えて頂いたなって思っています。
──最近は出店ペースが早まっていませんか。
第599号(2025/01/10発行)27,28面