Casanova、ヴィンテージショップ出店加速

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Casanova、ヴィンテージショップ出店加速

2025年01月30日

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ブランドリユース店を展開するCasanova(東京都港区)が多店舗展開を推進している。昨年1年間で3店を新規開店し、現在5店を構える。昨年10月には、新屋号の販売店と、買取りに重きを置いた店舗をオープンする新しい試みにも乗り出した。「実店舗を通して、ヴィンテージやセカンドハンドにプラスなイメージを持っていただきたい」と弁慶亘取締役は話す。

セカンドハンドをプラスのイメージへ

新店コンセプトは「コンビニ」
身近でポップな印象へ

Casanova CASANOVA MARKETはコンビニをイメージ。冷蔵庫のようなケースもCASANOVA MARKETはコンビニをイメージ。冷蔵庫のようなケースも

Casanovaは「CASANOVA VINTAGE(カサノヴァ・ヴィンテージ)」の屋号で、東京・表参道に「本店」と「離れ」の2店舗を運営していた。同社の約半数を占めるインバウンドが増加している背景を受け多店舗展開を強化し、昨年4月銀座に同屋号の店舗を出店。その半年後の10月、表参道に「CASANOVA MARKET」と「CASANOVA VINTAGE BUYSELL」を設けた。

「CASANOVA VINTAGE」の屋号がつく店舗は畳を敷いた売り場を設けるなど、「和」を基調とした売り場が特徴だが、「CASANOVA MARKET」はコンビニをコンセプトに作り上げた。蛍光色の強い明るい照明が店内を照らし、冷蔵庫を連想させる開閉扉があるケースを置き、お酒の隣に商品を陳列するなどの工夫を凝らす。店頭商品はルイ・ヴィトンやシャネル、希少なコラボデザインの品など既存店と同様のラインナップが揃う。

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第600号(2025/01/25発行)17面

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