2025年4月、いわゆる「トランプ関税」が正式に発動されました。ブランド品リユース業界にとっては、かつて経験した金融危機やパンデミックと同様に、先行きが見えない状況が再び訪れた印象です。
国内外で影響に差 冷静な判断が今後の肝に
今回の関税措置は、海外バイヤーとの取引や、BtoBオークションにおいて海外市場向け商材の依存度が高いプレイヤーにとっては、無視できない要因です。もちろん、海外市場との直接的な取引がなくても、為替変動などの影響もありますから、対岸の火事とはいきませんね。3月末時点で150円前後だったドル円レートは、4月10日時点では143円前後と、7円近くも円高に振れています。
第606号(2025/04/25発行)17面