チケットエクスペリエンス、世界45ヵ国でチケット流通
2015年10月09日
サッカーやK-POPを海外で
世界45ヵ国でチケット2次流通サイトを展開するチケットビスが、日本での展開を本格化させ話題を呼んでいる。世界各国のチケットが売買可能で、日本人の海外チケット購買需要を見込むと言う。
チケットサービスを運営するのは、チケットエクスペリエンス(東京都中央区)。同社は2009年にスペインで設立後、南アメリカ、ヨーロッパなど展開エリアを広げてきた。会社全体の2014年度売上高は、6000万ドル(およそ72億円)。日本進出から1年半ほどだが、約2500万人のユニークユーザーのうち、10%が日本ユーザーだ。対象は国内外の、スポーツや音楽といったイベントチケット。国外への送料は同社が負担したり、20言語に対応するなど、世界展開に応じたサービスが特徴だ。
アジア太平洋地域マネージャーのハビエル・コルバチョ氏は「ヤフオク!など、日本のC2C市場が他国と比べ大きいことに注目した」と話す。日本を皮切りに、韓国・中国などアジアへの展開も本格化させている。
376号(2015/09/25発行)16面