イブロンとJG、カンボジア中古輸出増へ
2016年04月10日
業者向け卸会場も計画
廃棄物処理方法の提案を行うイブロン(東京都中央区)と一廃・産廃回収のジェイグループ(大阪府大阪市、以下JG)が、カンボジアでの中古品流通を進めている。2年前オープンの小売店がうまく稼働し始め、これから輸出量を増やす。
JGが運営するDARUMAの外観
店舗名は「DARUMA」。運営はJGのジェイ・ポートが担当し、3フロア約150坪で月商は約200万円。ここで日本製の中古家具・家電などを販売する。輸出を増やす見込みのため、「3階部分を業者向けの卸会場として使う計画もある」(ジェイ・ポート塩見氏)。これにより月商300万円以上を目指す。
一方イブロンは、バーゼル法(廃棄物の越境に関する国際的取り決め)や環境省の定めに則った輸出手続きや、販売方法などを助言する。
家電にはトレーサビリティの仕組みを設ける
389号(2016/04/10発行) 4面