タックルベリー、カンボジアに来年進出
2017年02月10日
釣り堀も開設
新品・中古の釣り具チェーンを全国210店以上展開するタックルベリー(神奈川県藤沢市)が、2018年にカンボジア1号店を出店する。
写真はタイのイオンモール内の店舗外観
イオンモールのカンボジア2号店が首都プノンペンに来年オープンするが、その中にタックルベリーも店舗を入れる。追って釣り堀も作る計画で、物販と〝遊ぶ機会〟を合わせて提供。利益を出していくのはまだ先と言い、「釣りのマーケットを作るところから始める」(藤本伸也社長)と話す。
藤本社長によれば、カンボジアではレジャーとして釣りを楽しむ文化はないが、「平均年齢が低く若さとパワーに溢れている。釣りの面白さを伝えれば盛り上がる可能性を秘めています。釣り堀で大会・イベント等を行って釣り人口を増やし始め、物販に繋げます」と言う。
国内出店数の天井が見えつつある中、同社は海外展開を成長戦略の一つとして掲げる。既に展開するタイの店舗でイオンと繋がりができていることから、カンボジアでの新規出店を決めた。
同社の2016年7月期売上高は約79億円で前期比約5%増。この約5割が中古によるものと見られる。
タックルベリー 藤本伸也社長
409号(2017/02/10発行)1面