マッチングワールドと携帯市場、スマホのリペア・買取業態開始
2017年03月15日
今年中にFC60店目指す
ゲームの卸やマッチングシステムを運営するマッチングワールド(東京都台東区)が、中古携帯事業を手がける携帯市場(旧アワーズ:東京都千代田区)と協業し、スマホのリペアと買い取りを行う業態「モバイル×マッハ」を立ち上げた。2月2日と16日にゲーム店やエンタメ系ショップを中心にFCの説明会を開催した。
2月に開催した説明会にはゲーム店やエンタメ店が集まった
今年中に60店、2020年末までに300店の店舗展開を目指す。
加盟すれば、修理の研修や修理部材の提供を受けられる。マッチングワールドは中国の深センに事務所を設置し、現地で仕入と検品を徹底していることから、質のいい部材が低価格で仕入れられると言う。買取りに関しても研修があり、査定システムも貸与される。
インショップ型の収支モデルは、1日3件の修理受注と端末の買い取り販売で月間の売上高が103万円。原価と販管費を除いた利益が34万円。
マッチングワールドはゲームの卸などを行っているが、スマホゲームの広がりで市場が縮小していることを危惧しスマホの研究をはじめた。ゲーム等を扱う取引先の企業が新たな収益を作り出せるよう、モバイルマッハをつくった。
411号(2017/03/10発行)5面