ブックオフFCマルチョウ、500坪の総リ大型店
2017年03月30日
千葉・旭に500坪大型店
年商約6・5億円でブックオフFC店を埼玉・千葉で9店展開するマルチョウ(東京都江東区)が、総合リユース業態の「ブックオフプラス」を出店し商材幅を広げている。
ブックオフプラス126号旭店の外観
総合リユース化により、「市場縮小するメディア商材以外で、ゆくゆくは売上構成比の5割を取りたい」(原田長政社長)考えだ。
同社は昨年9月、千葉県旭市に売り場500坪の「ブックオフプラス126号旭店」をオープン。うち400坪で古着、家電、ホビー等、本以外の商材を扱い始めた。多様な商品ジャンルと物量が集客増につながり、売上は同社運営のブックオフ既存店の約3倍となった。「旭店は九十九里浜に近いため、サーフボードや釣り竿はじめ、スケボーやテニスラケット等、スポーツレジャー用品もよく売れます」(原田社長)。
サーフボードが並ぶ売り場
中古商品は同店が自給自足で集めている。さらに古本業態の既存店に家電等の買取窓口を設けて同店に発送する体制も作り、調達チャネル拡大も図る。
同店で総合型のオペレーション構築が進めば、立地・規模に合わせ既存店にも他商材取扱いを広げる方針だ。
マルチョウ 原田長政社長
412号(2017/03/25発行)4面