メンズ古着のモードスケープ、原宿に3号店
2017年05月16日
買取りの認知も広げる
メンズを中心としたブランド古着店とネット販売を行うモードスケープ(東京都渋谷区)が、4月27日に東京・原宿に3号店をオープンした。販売と買取りを両輪で展開していく。
モードスケープ原宿店の店内。当面はメンズで展開する
原宿店の売り場は約15坪。モード系・ストリート系に加え、現在の一大トレンドであるラグジュアリーストリート系に注力した品揃えを作る。また原宿は10代や外国人客が多く、この層に受けが良いブランドも強化する方針だ。アパレル店が密集する原宿に実店舗を出すことで、「買取りの認知も広がると考えています」(EC事業部佐藤達也氏)。
同社は扱う古着のほぼ全てを、一般客からの買取りで集める。そのためバイヤー育成に主眼をおく。力をつけたバイヤーが増えたため、「彼らの活躍のステージとして」(佐藤氏)原宿に新店をオープンした。
モードスケープは古着を扱うが、今季ものを多く揃えるためトレンドアイテムを提供できる点が強みと話す。HPに買取り強化ブランドを掲載し、「特定ブランドの沿革・デザイナーの人となり等の紹介ページ」(佐藤氏)に注力し、トレンドのアイテムに関心の高いお客を集めて買取りに誘導しているためだ。
また同社が自前で運営するアパレルのキュレーションサイト、「モードスケープmag」からの送客も奏功しているようだ。
モードスケープ EC事業部 佐藤達也氏
415号(2017/05/10発行)5面