サードウェーブ、VRに注力 エンタメ性が鍵
2017年06月14日
ゲーミングPCやVRなど
新品・中古のPCのドスパラを傘下にもつサードウェーブ(東京都千代田区)が、体験型の商品・コンテンツ提供に注力している。
ドスパラ秋葉原本店内に設けた「ドスパラVRパラダイス」の一角
同グループではドスパラ22店、ゲーミングPCのショールーム「ガレリアラウンジ」等の店舗を展開。これらの店頭でゲーミングPC・周辺機器販売やVR(バーチャルリアリティ)体験等を実施。同社のターゲットであるPC好きな客層に対し、「エンタメ性を提供し、来店して楽しめる店づくりをする」(広報 勝亦健太氏)と話す。
ゲーミングPCは、パソコン専用ゲームが要求する処理能力に耐えうる高スペックなPC。海外では一般的だが、最近では国内でも利用者が増加傾向だ。アクションやレース等様々なジャンルで作品がリリースされており、サードウェーブではモニターやマウス、キーボード等を扱う。
またVRは、「昨年にVR元年と呼ばれるほど」(勝亦氏)注目が集まっている分野だ。国内でもコンテンツを開発する企業が増加し、サードウェーブはこうした企業とコラボ。まずはそのコンテンツ体験の機会提供の場として、実店舗に「ドスパラVRパラダイス」という体験専用フロアを設けている。
417号(2017/06/10発行)3面