メルカリがファンド開始
2017年07月13日
自サービスとの連携も
フリマアプリ大手のメルカリ(東京都港区)が次々と新たな施策を講じている。
今月4日に、特定分野に特化したC2C事業を行う企業に出資する「メルカリファンド」を開始。
C2C事業の他にも、マケプレの活性化を促進する事業者も対象。出資先事業とメルカリや、メルカリアッテなどのサービス連携も検討する。
また先月22日には元フェイスブック社のジョン・ラーゲリンが新たに執行役員CBOに就任、マネジメントチームに参画することを発表した。
ラーゲリン氏は、FB社でビジネスデベロップメントとモバイル・プロダクトパートナーシップ担当バイスプレジデントを務める経歴を持つ。これでグローバル展開を加速するとともに、日本事業についても次のステージを目指す。
ただし急成長に伴いトラブルも発生。先月22日には、Web版において一部のユーザーの個人情報が他者から閲覧できる状態になっていたことが判明した。現在は原因も解明し、対応も完了していると言う。今後は再発防止に努めていく。
419号(2017/07/10発行)4面