《キャラクター図鑑》メ〜探偵コショタン(大阪古書組合)

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「リユース企業のキャラクター図鑑」

《キャラクター図鑑》メ〜探偵コショタン(大阪古書組合)

2017年07月20日

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大阪古書組合のゆるキャラ「メ〜探偵コショタン」。グッとくる一冊を探すのが得意な羊だ。子ども達にもっと古本に親しんでもらおうと、各地のイベントで活躍している。

メ〜探偵コショタンメ〜探偵コショタン

コショタンが誕生したのは2009年7月。ブックフェアで候補作4点を展示し、来場者による投票で原型が決まった。10月には名前を公募。100通を超える中から福岡県の女性の案を採用した。「ホリダシモン、名探偵ミッケ等の候補もありましたが、コショタンに決定しました」と同組合理事で広報担当の松村明徳さん(モズブックス)は話す。

キャラクター作りを中心となって進めたのは専務理事の今木紀彰さん(古書さろん天地)だ。当初は二次元だけの存在で、ファイルやエコバッグの図柄として使っていた。それを「着ぐるみにした方がインパクトがある」と今木専務理事が三次元化を推進。

大阪の古本市にも登場大阪の古本市にも登場

2010年6月の大阪のブックフェアで初めて着ぐるみのコショタンが登場した。「古書の即売会は高齢のお客様が多く、この時は正直『なんやこれは』という反応でした」と松村さん。

しかし、近隣の幼稚園やイベントに登場するようになると、子ども達から大人気に。

しかも、以前はなかなかマスコミに取り上げてもらえなかった古書市の告知も、コショタンがいることで記者の反応が変わり、取り上げてもらうことが増えた。東日本大震災後の古書祭りでは義援金募金にコショタンが立つことで、多くの厚意を集めることができた。

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419号(2017/07/10発行)13面

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