モバウロ、時短の買取店、余計なサービス一切ナシ!
2017年08月04日
査定時間除いて接客5分
買取店モバウロを運営するEUM合同会社(兵庫県加古川市)が、時短サービスの買取店を8月オープンする。屋号は「イーリユース」。商材対象はオールジャンル。
新店は西村CEOがリフォームする
接客スペースは2畳ほど。査定時間を除いて接客は5分程を見込んでおり、余分な会話も行わないと言う。
近年内装やサービスが充実した買取り店が多い中、あえて真逆の形態を打ち出す。同社自身も既存店では、丁寧な接客やこだわった店構えで集客に繋げてきたが、「自分には敷居が高いと感じる方や、男性の場合過度なサービスが面倒くさいなんて声も聞いてきました」(西村優CEO)
敷居を下げるため、高額品の持ち込みはあまり見込めないと言うが、数をさばく戦略をとる。
月間で1500点、金額ベースで150万円分の買取りを計画。これをヤフオク!を通じて、300万〜350万円で販売する予定だと言う。「パパッと買取りしてほしいというニーズは一定数あると考えています」(西村CEO)。
また西村CEOは、「ゆくゆくはAIが発達し、無人の買取店が誕生するでしょう。その試験的店舗としても考えている」。
EUM合同会社 西村優CEO
420号(2017/07/25発行)22面