アールキューブ、緑×中古PCコラボ店 〝空感提案〟で販売
2017年09月01日
顧客層拡大に注力
年商13億円強で中古PC販売の「ジャンクワールド」等5店を展開するアールキューブ(埼玉県所沢市)が7月29日、新コンセプトの中古PC店を東京・吉祥寺にオープンした。店舗名は「ジャンクワールド吉祥寺店」。
ジャンクワールド吉祥寺店オープン初日の様子
特徴は木製の内装・什器に植物を置き、自然と調和した居心地の良い空間を作った点だ。「無機質なアイテムに見えがちなPCですが、いまや現代人の生活の一部です。それを有機的な空間の中で提案していきます」(広報・松永美湖氏)。既存店やネット販売では40代後半の男性が中心客層だが、顧客層を拡大する。
同店の売り場は約23坪で、PC中心に初期在庫500台以上を揃えた。立地はサンロード商店街と交差する人通りの多いエリアで、年齢層・性別問わず幅広い客層を見込める。
既存店とは異なるコンセプト・内装にトライし、新規客層の開拓に力を入れると言う。1年後には月商1500万円を目指す。
PCだけでなく店頭の植物や調度品、雑貨等も販売。「良質な中古品と空間提案を行い、買取りや修理も積極的に打ち出していきます」(松永氏)
アールキューブは同店の立ち上げにあたり、グリーン&インテリアショップの「garage」とコラボ。同社のデザインで店舗設計を行った。
植物やレトロな調度品の販売も
422号(2017/08/25発行)7面