リサイクルポイント東京、ドローン、事業の柱に
2017年09月15日
中古販売も視野に
年商5・4億円で中古ゲーム・携帯・医療機器を海外輸出するリサイクルポイント東京(東京都八王子市)が、ドローンを次なる事業の柱に育てようとしている。
ドローンを片手にする呉社長。「TOHASEN STORE」の屋号で販売している
同社は昨年1月に中国のメーカー「DJI」の正規代理店となり、商業用ドローンの新品販売・修理を開始。初年度でドローン事業のみで約1億円を売り上げた。「建築や土木業界での測量・点検業務で需要が増すと考えています」(呉利輝社長)。
ゲーム・携帯の中古売買にこだわらず事業領域を広げる方針だ。ドローンは「新品市場がここ数年倍増ペースで推移し、現在数百億円規模はあるのでは」(呉社長)と言う。需要拡大を見越して選択した。
数年後には中古買取・販売も視野に入れている。「中古車・バイクのように、買取り後のメンテナンスが重要な商材です。新品小売と修理を続ける中で技術もしっかり身に着けていく」(呉社長)。
商業用ドローンは趣味用に比べ高単価。同社の扱う新品ドローンも20万〜100万円で提供している。安価な中古品を利用したいニーズを見込むと話す。
423号(2017/09/10発行)5面